
「部下のWILL、CAN、MUSTを書き出してみたのですが、WILLがほとんど書けませんでした」
企業の管理職の方から、そんな話を聞くことがよくあります。
WILLは「やりたいこと」
CANは「できること」
MUSTは「やるべきこと」
MUSTやCANは書けるけれど、WILLがあまり書けないというわけです。
WILLがわからないとき、原因は3つあります。
1つめは
「そもそも、部下とそういう話をしていない」
2つめは
「『やりたいことがないといけない』と思い込んでいること」
3つめは
「部下の側が発信していないこと」
1つめの原因に気づいた方の多くは、「普段の何気ない会話のなかにもヒントがあるかもしれませんね。もっと気軽に声をかけてみます」
とおっしゃいます。
2つめの原因は、実はよくあることです。
本人に聞いても、「別にやりたいことがない」と言われるので、「欲がないな……」と思ってしまう。
自分自身を振り返ってみても、「やりたいことと言われてもなぁ」と思っていたりしませんか。
これについては、また別の機会に詳しく書こうと思いますが、「やりたいことがないといけない」という誤解に陥っている人は多いのです。
この場合は、「やりたくないこと」を聞くのがオススメです。
そして3つめの原因です。
「部下が発信していないこと」と書きましたが、要するに「やりたいことがあるのに、それをまわりに言っていない」ということです。
「上司が聞いていない」
「部下と対話しましょう」
というように、上司の側が行動の改善を求められることが多いと思います。
でも、部下の側もわかってもらう努力が必要ですよね。
こんなことを言ったら笑われるのでは?
「無理でしょ」って言われたら傷つくかも。
そんな不安から、やりたいことを口に出せない場合もあるかもしれません。
でも、言わないと伝わらないんですよね。
「本当は営業の仕事をしたい」と思っていても、「どうせ無理だろう」と思い込んで誰にも言わなければ、誰にも伝わらないのです。
やれるか、やれないかで自分の「やりたい」を押し込めていたら、もったいないです。
やりたいことがあるなら、やりたいとまわりに言っておく。
そうすると、思わぬところからチャンスが転がり込んでくることもあります。
そして、「部下のWILL、CAN、MUSTを書き出してみたのですが、WILLがほとんど書けませんでした」と多くの管理職が口にしますが、皆さん「中間管理職」です。つまり、その人たちにも「上司」がいます。
その上司たちも、「部下のWILLがわからない」と言っているかもしれません。
あなたのWILLは、上司に伝わっていますか。
まわりの人たちは知っていますか。
やりたいことがあるなら、堂々と発信していきませんか。
口に出した瞬間、やりたいことに一歩近づいていきますよ。
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