私たちが普段気軽に使っているチャット。
会社でも使われるようになってきましたよね。
「もっと前から会社でも使えるようにしてくれていたら、業務効率がうんと上がったのに」と思っている私です。
中国の職場では、上司からの指示も、会議の連絡も、業務連絡は全て「Wechat」というチャットアプリを介して行われていました。
だから、スマホを忘れたら仕事になりません。
メリット、デメリット、それぞれありましたが、プロジェクトの進行管理や緊急時の対応では、メンバーが同時に情報を共有できるのがとても便利でいいなと思いました。
さて、そのチャットでは絵文字がつきものですよね。
あなたは普段から絵文字を使う方ですか。
絵文字も使いすぎると、うるさい感じになったりするし、会社だと「上司や取引先に対して絵文字を使うのは失礼かな」とか「こんな絵文字を使ったら
若い社員からダサイと思われないかな」とか、それぞれに悩みがあるようです。
私はあまり絵文字を多用しませんが、「マイルール」をつくっています。
立場上、こちらが強い立場にあるときは、絵文字を積極的に使うようにしています。
強い立場というのは、たとえば、会社であれば部下や後輩社員に対して、学校であれば生徒に対して、自分が発注側で、何かをお願いしたときなどです。
強い立場からの言葉って「圧」があるんですよね。
本人にはそのつもりはなくても、受け取る方は「圧」を感じるものなんです。
私もよく、「これってどうなりました??」とか「明日が締切でしたよね?!」なんていうメッセージを受け取ると、「なんか催促されてるのかな」「嫌味を言われてるのかしら?」と変に勘ぐったりしたことがあります。
昔、中国で上司から、「○○の資料、会議室にすぐ持ってきて」とメッセージがきたときには、「わぁ、イライラしているのかな」「なんか不備があって怒られるのかな」などと、気をもんだものです。
実際には、「気になることがあって資料を確認したいだけ」だったのですが、こっちはもうハラハラドキドキ、心臓に悪い時間を過ごしました。
これがもし、「○○の資料、会議室にすぐ持ってきて(-人-) 」のように「ごめんね」マークとかがあったら、「ごめん、悪いけど」という上司の気持ちがわかって、変な気をもまずにすんだのではないかと思います。
テキストだけのコミュニケーションって、微妙なニュアンスが伝わらないから、こわく感じるものです。
特にリモートワーク中心で、あまり顔を合わせることがない者同士だと相手のこともよくわからないし、どういうつもりで発した言葉なのか想像もしづらいですよね。
そんなときほど、ニッコリマークとかいいねマークなど、肯定的な絵文字で威圧感を和らげるのがオススメです。
ただし、特にビジネスの場では異性にハートマークを使うと変な誤解を生む可能性があるので注意しましょう(≧∇≦)
それでは、また。