あなたは研修やセミナーに参加するとき、どのようにノートをとっていますか。
以前の私はこんな感じです。
・配布された資料に書き込む
・気になったキーワードだけ書き込む
・大事なところを丸で囲ったり、赤色でアンダーラインを引く
・ノートに講師の話を書き連ねていく
あなたはいかがでしょうか。
私の場合、そのときには
「いい話だったー」
「なるほど、目から鱗だった」と思うのですが、時間が経つと記憶が薄れ、「聞いて終わり」の状態に……。
せっかく時間とお金を費やしたのに、もったいないことをしたものです。
それが、あとから見返したとき、どんな話を聞いて、どんな気づきを得て、具体的にどんなことをしてみたいか、サクッと説明できるくらいに学びを整理できたらいいですよね。
今日はそんなノートにするために大事なことをお話します。
1.「意図」のあるノートにすること
せっかく時間とお金をかけて学んだのですから、どんな話を聞いて、どんな気づきを得て、具体的にどんなことをしてみたいか、サクッと説明できるくらいに整理できていたらいいですよね。
いや、整理するだけでなく、学びを血肉にして生かしていけたらいいですよね。
そんなときに大事なのは、ゴールを設定すること。
さらに重要なのは、絞り込むことです。
つまり、「意図のあるノート」にすることです。
以前の私のノートには、「意図」がありませんでした。
「何となく役立ちそう」という程度だったり、「一言一句聞き漏らすまい」と必死だったり、要は「成り行き」に任せていたノートでした。
でも、本当は「それを学びたい」と思った目的があったはず。
「意図」のあるノートとは、その学びで「何を得たいのか」、ゴールを明確にしたうえで、そこに必要な情報に絞り込んだノートです。
聞いたことをただ書くのは「受け身」の姿勢。
でも、「今日はこういう学びを得たい!」と最初にアンテナを立てておくのは能動的ですよね。
ただ漫然とノートをとりだすのか、それとも、「ゴール」を決めたうえでノートをとりだすのか。
スタートが変わるだけで、行きつく先も変わるのです。
2.「あれもこれも」を捨てる
アンテナが立っていると、同じ話を聞いていてもピンと引っかかってくる情報とそうでない情報にわかれます。
実は、ここが重要なのです。
せっかく時間とお金を費やしたからと、あれもこれも仕入れようとすると、結局何を得たのかわからないことになりかねません。
「あれもこれも」ではなく、「今日はこれ!」と思い切りましょう。
そして、アンテナに引っかかってこなかったことは、思い切って捨てます。
そのかわり、自分のアンテナに引っかかってきたことを
「なぜだろう?」
「自分ならこう考えるけど?」と、深堀りしてみたり、
「じゃあ、明日からこんなことをしてみよう」
「これをやってみたらいいかも!」と仮説を立てて実行してみたりするのです。
こうすると、学びを生かすことができます。
そんなノートの書き方を学べるのが
「方眼ノート1Dayベーシック講座」です。
ご受講された方からは
このようなご感想を頂いています。
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何のために勉強し直しているのか、
その先に何がしたいのかなどを
ノートに書きながら
振り返ることができたのも一歩前進です
(40代女性)
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授業のノートとして活用できる確信が
もてました。
特に、大事な3つのポイントに絞るのが
気に入りました。
ノートを見直したときに
授業で自分が大事だと思った点がわかるし
ノートを書く時にも
どうやって3つのポイントに絞るのかを
考えることができるので
力がつくと感じました。
(10代女性)
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学びの秋。
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それでは、また。