【記事公開】環境にやさしいだけじゃ売れなかった商品が応援される商品になるまで――人の笑顔をつくる「食べられる器」の物語

天狼院書店で連載中の「環境カウンセラーと行く! ものづくりの歴史と現場を訪ねる旅」第12回記事が公開されました。この連載では、中部地方のものづくりにおける「知られざるストーリー」を取材して書いています。

今回取材したのは、愛知県碧南市にある「株式会社丸繁製菓」様です。

皆さんもよくご存知のアイスモナカ。そのモナカの部分をつくっているのが株式会社丸繁製菓様です。実はアイスクリーム用モナカの生産は、愛知県碧南市と隣の西尾市で全国の6割強を占めているのだそうです。ご存知でしたか?

愛知県碧南市には古くから港があり、モナカの原料となる小麦粉やばれいしょ澱粉が手に入りやすかったからなのだとか。

でも、アイスモナカの「モナカ」は、自動車で言えば部品のひとつ。主役にはなれません。価格競争に巻き込まれ、苦しい経営を迫られていました。

そんなある日、屋外で開催された食のイベントで見たのが大量のプラスチックゴミでした。

「食べられる容器をつくればゴミを減らせるのではないか」

モナカ製造の技術を生かして、2年をかけて食べられる容器を開発。「食べられる器」は一躍注目を浴びることになりました。

ところが……。

「環境にやさしい」だけでは売れなかったのです。

そこから「視点」を変え、着想から十数年経った現在は、大手企業とのコラボも生まれています。
「こんなものをつくれませんか」と声がかかり、「皿」「箸」「スプーン」「カップ」と、商品のラインナップも増えました。

「食べられる器」は、どのようにして「応援される商品」になっていったのか。その道のりを取材した記事です。

「経営」という視点でも、私はとても勉強になりました。ぜひ読んでみてください。