相手を知るためには、まず自分を知ることから

立命館大学大阪いばらきキャンパスで、「リーダーシップとコミュニケーション」というテーマで講義をしました。リーダーシップコンサルタントで立命館大学経営学部客員教授も務める大西みつる先生からお声がけいただき、先生の貴重な一コマを頂戴して、学生の皆さんにお話させていただきました。

コミュニケーションはキャッチボール。相手に届くボールを投げるためには、お互いのキョリを知る必要があります。そのためには、相手が今どこにいるかだけでなく、自分の現在地も知っておく必要があります。

つまり、相手を知ることと同時に、自分自身を知ることが大事です。

講義では、自分自身を知るワークも行い、自身の持つ価値観を言語化していきました。

3回生の皆さんが対象だったので、就活にも役立ててもらえる内容も盛り込みました。「自分は何が得意」とか「自分の強みは何か」を説明するのが、就活で求められる「自己PR」ではありません。大事なのは、「自分は相手にとってどんなメリットをもたらす存在になるのか」を説明すること。そんな話をさせていただきました。

質問も積極的にしてくれたのがありがたく、嬉しく思いました。「Z世代」とひとくくりにしてはいけないですね。
社会に出てコミュニケーションに困ったとき、「そういえばあのとき、こんな話聞いたな」と思い出してもらえる時間になっていたらいいなと思います。


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